天才ハッカーが突然、警察に出頭。
国際指名手配されたハッカーが語る事件の真相とは??
ありがちな導入から、ラストの展開まで含めてエンタメとして楽しく鑑賞。
ストーリーも面白いんだけど、この映画の何よりも面白いところは、
人間のハッキング!
つまり、人間の思考を読んでコントロールするところにある。
序盤から何度も手品とハッキングは似てるって話が出てくるが、ラストでこれが見事に回収されてとても美しい構造になっている。
人間は見たいものしか見ない。
という手品の原理がこの物語全体のテーマにもなっていて、よく出来てるなーと感心する。
ただ、ヒロインのくだりとか、結構中弛み部分もあったかな、と思った。