お前にランが救えるかちゃん

ピエロがお前を嘲笑うのお前にランが救えるかちゃんのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
5.0
2023/4/28 ★★★★★ 5.0
どんでんもいいけどそれ以上に音楽と演出のイケイケ具合がたまらん。クラスのカースト上位にファックするオタクたまらん。

前回鑑賞時に分からんかった「クレイマスクつける意味」については、顔に痣あったから怪しまれないようにかと思ったけどマスクの方がだいぶ怪しくね、やっぱ分からんわ


2021/09/24 ★★★★★ 5.0
「人は見たいものを見る」

配信が字幕版しかないので腰が重く、再鑑賞までに1年かかった。
基本的にシュテファン推しだけれど、パウルもたまらん。「仲間だろ」のところ泣いた。仏頂面までもいとおしいウィンドウズ野郎。

器物損壊とか不法侵入とかは平気なくせに、機密漏洩でうろたえてるの違和感あった。どちらも同じ犯罪では、という感じがする。あと顔割れてなくて逃げる際に、わざわざクレイのマスクつけ直してたのよくわからんかった。素知らぬ一般人の振りでよいのでは、と思った。
私の作品への理解が足らんのかもしれない。

色々キメるシーン大好き、性癖すぎる。Fukkk Offfたまらんかったのでプレイリスト作りました。


2020/09/29 ★★★★★ 5.0
供述で振り返っていく流れが、ユージュアル・サスペクツ感あるが、それに加えて現代風の格好良さが詰め込まれている。
酒とドラッグと男女のシーンをいかに格好良く映すか選手権第2位の映画。1位は『渇き。』だと思っている。わたし調べ。

終始EDMが鳴り止まず、ハッカーを最大限に格好良く描いているので、将来の夢がうっかりハッカーになる。
ダークウェブでのやり取りも薄暗い地下鉄の車内をモチーフにしていて、アングラ感がとてもイカす。

登場人物のキャラも良い。
パウルが、初めベンヤミンを遠ざけていたのに、いざピンチになると真っ先に「仲間だろ」と言い出して「パウル〜!!!!!!!!!!」となった。気難しいWindows男は大好きだ。
内気な引きこもりのオタク野郎でも、技術と、最高の仲間がいれば何にでもなれると教えてくれる映画。インターネットの世界はそれが特に顕著だと思った。
「何者か」にはならなくていいけど、せめて「私」にはなりたいと思った。

鑑賞後は、Fukkk Offfの「Love Me Hate Me Kiss Me Kill Me」を爆音で聴いて街を歩けば、なんだか根拠のない万能感が湧いてきて自分が格好良く感じられるはず。しらんけど。