ドクバリ

共犯のドクバリのレビュー・感想・評価

共犯(2013年製作の映画)
3.5
台湾版スタンドバイミー、と言ったら少し違うかもしれませんが、劇中の青春っぽい雰囲気はとても居心地が良かったです。

-あらすじ-
路上に横たわる飛び降り自殺をしたと思われる女子高生の死体。
その死体を偶然発見した、三人の見ず知らずの男子高校生。
三人は好奇心から女子高生の死因を調べ始める、、みたいな話です。

正直なところ、ストーリー自体にそれほど魅力は感じなかったのですが、登場人物のキャラ立ちがとても良かったです。

まず、男子高校生三人ですが、ホアンは見た目もキャラもとにかく“普通"、イエは"不良"だけど実は良いやつ、リンはメガネで"ガリベン"、と物凄く典型的なやつなんですが、そこが'女子高生の死体を発見する'という非日常とは対照的で妙にハマりました。
そしてキャラとは無関係ですが、主要キャストの女の子達がやたらと美人です。
確かに何年か前に台湾に旅行に行ったときに「なんかカワイイ子多いな」と思っていたのですが、本作を以って更に確信した感じです。

オープニングの水中の映像から謎の死体の登場までが、物語の割と重要な要素を集約しているので、ある意味リワインドムービーとも言えなくもない本作ですが、物語中盤の「そっちに行くの!?」ってストーリー展開にはビックリしましたし、とにかく“不良"のナイスガイっぷりよ、、、
そして、"ガリ勉"の未熟っぷり、、
さらに、"普通"よ、、、

本筋とは関係ないと思うのですが、あの役立たずの学校のカウンセラーを登場させた意味とは。
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