どこかのだれか

日本のいちばん長い日のどこかのだれかのネタバレレビュー・内容・結末

日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作者の半藤一利の著書は数作読んで、第二次世界大戦を振り返るのに信用できる作家さんだと思ってる。妄想と思い込みであの戦争を語られたら、正しくあの失敗を反省できない。

映画は歴史番組の再現ドラマみたいな、感情的なものではなくて、事実を淡々と述べている感じ。
自分で想像してみないとわからない。なぜ勝ち目のない戦争を続けようなんて言えるのか、家族に向けた遺言を書く気持ち、切腹で責任を取るやり方。
その一つ一つの想像を経て、もう二度と戦争なんていう選択肢を持たないように気をつけて生きたい。