夏色ジーン

アメリカン・ドリーマー 理想の代償の夏色ジーンのレビュー・感想・評価

3.5
感想川柳「ビジネスと 政治の世界は 似ているな」

予告が気になって観てみました。φ(..)

1981年のニューヨークで清廉なビジネスを信条にオイル業界でのしあがってきたアベルとその妻アナは、さらにビジネスを拡大するために港湾の土地の購入のため、全財産を手付金に払い残りは銀行の融資が下りてから。しかしそれから集荷オイルの強奪、脱税の嫌疑、家族への脅しなどトラブルが続き、銀行の融資が頓挫してしまう。残金を払わなければ土地が手に入らないどころか手付金まで失ってしまう。この絶体絶命の危機をアベルは乗り越えられるのか?…というお話。

これを見てると会社をかなり大きくするためにはどうしてもクリーンじゃいられない気がします。(;・∀・)本当の話ではないですけど実状は似たようなものでしょうね。

主人公は不正をせず実直に会社を大きくしてきましたが、大きくなれば誰かにとって邪魔になるわけで、その防衛策として何かに頼らなくては生き残れない。むしろ関わりたくなくても関わらざるを得ない。(。´Д⊂)グレーな選択肢を迫られる訳ですな。なんか政治の世界と一緒だなぁ…( ´△`)

奥さんの行動は結果的にファインプレーだったわけで…(^^;


映画的な盛り上がりはイマイチかもしれませんが、その世界の一端を知れたというかお勉強になりました。( ̄ー ̄)