夏色ジーン

らの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

(2014年製作の映画)
3.3
感想川柳「自分では 評価出来る 立場にない」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(..)

マユカはアルバイトの帰り道、見知らぬ男に拉致される。長い夜が明けてやがてマユカは解放されるが、男は次の獲物にみさとを連れ去り手に掛ける。男の凶行はエスカレートし、駅から帰宅中のリナに目を付けるのだった…というお話。

監督の実体験を基に作り上げた作品というので気になりました。(。´Д⊂)

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴを始めとしたリベンジ的な作品に慣れてる自分としては、最初に犯人との遭遇が何かウソ臭いというかそんな冷静かね?と思ってしまいました。((((;゜Д゜)))でも違うんですよね〜、男じゃああいう女の子の気持ちなんか分かるわけない。何もされてないとしても、テープぐるぐる巻きにされて車に乗せられただけでトラウマになってもおかしくない。(´д`|||)実際犯人に復讐したところで解決にはならないでしょうし。

そしてメインは通報しなかったことで犯人がさらに罪を重ね、主人公が拉致の記憶に加え罪悪感にも苛まれるというところ。(-_-).。oO多少ファンタジーな表現が含まれてますが、これはもう被害者にしか分からないのだと思います。( ´△`)自分にはつまらないとか理解出来ないとか言える立場には無いはず。監督の伝えたかったことの記事や被害者の感想を読んで腑に落ちました。(゜Д゜)

ただ、殴ってるシーンはシートを殴ってるようにしか見えないし、カッターで切るシーンも上手く出来たらリアリティが伝わって良くなる気がしました。(^^; あくまでスコアはストーリー云々より演出の評価です。