胸に沁みました。
世の中の無理解側にいた自分も、この作品を観たことによって少しでも寄り添える側へ感情を移すことができただろうか？
無理解の大多数は事実かどうかわからない噂や情報を鵜呑みにし、自分が被害をこうむるかもしれない、その、かもしれないという感情なのではないか。
起こるかどうかもわからない未来への不安の9割は起こらないと言われていますが、その感情と似たものなのかもしれない。
自分を大事にする、というのと差別感情から遠ざける、というのは似ているようで全く違う。
自分を大事にするとは、受け入れるということだろう。
ドキュメンタリー作品のような生々しさに胸をえぐられながらも、自分の人生を受け入れた人間の優しさを堪能し記憶に残る作品になりました。
とてもとても観て良かったです！
