このレビューはネタバレを含みます
「おもてなしだからね。
豆への。
せっかく畑から来てくれたんだから。」
「店長さん、私は大丈夫よ。
美味しい時は笑うのよ。」
徳江さんの優しい言葉が胸に沁みて
世界中が敵に見えた時でも
私の心がきちんとした方向を向いていれば
きっと大丈夫なんだ、って思えた。
何度も、迷ってフラフラして、
悩んで泣いて、
でも、
人は、必ず誰かに支えてもらっている。
どんなに辛くても、
心が折れそうでも、
太陽が昇り、
日が沈み、
また明日が来るように、
そっと寄り添ってくれている
存在が
そばに居なくても、
もう2度と会えないとしても。
タイミング…というのは、
時に残酷で、
だけど、
やっぱり、
それでいいんだ
と思う。
こんなに自由な私なのに、
本当の不自由を知らないと
自分の自由さってわからないものだね…
「私たちは、この世を視るために、
聴くために、
産まれてきた。
だとすれば、何かになれなくても、
私たちには生きる意味があるのよ。」
