「重い障がいがあり、寝たきりの人。
歩けるようになる前に亡くなってしまった乳児。
社会の役に立つことが人の存在価値になるなら、そうした命には生まれてきた意味がなかったのだろうか?」
この問いのこたえは人それぞれであると思うけれど、樹木希林さん演じる徳江さんのこたえがズッシリと響いた。
そして、徳江さんが発する言葉たちがキレイであたたかくて、"この映画に出会えてよかった"と思わせてくれた。
この映画をつけたそのときから「この映画好きだ」て確信した。あくまでも私は。私が好きなタイプの映画だなって。
「店長さん、美味しいときは笑うのよ。」と言ったときの樹木希林さんの表情が印象的。