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バケモノの子のKEYのレビュー・感想・評価

バケモノの子(2015年製作の映画)
4.0
今まで細田守監督作品完全に取りこぼしてた。。この映画、傑作です。

ゆずのメインテーマも最高だし、子供も大人も楽しめる夏休み映画として推したい。

バケモノの世界に初めて入る物語の導入部は『千と千尋の神隠し』を思い出したりして個人的に良かった。

細田守監督作品定番のあの夏の空と雲の景色にはどういう意味があるんだろう。

そしてメインテーマの、「人間には誰にだって心に穴がある、その穴を埋めてくれるのが人との出会いなんだ」って話がすっごい響きました。

序盤の不慮の事故で母親を亡くし、仲良かった実父ではなく母方の親戚に引き取られようとして家出するシーンから、主人公に感情移入しまくりでした。

あとは楓との出会いね。手をギュッと掴まれるシーン、キュンキュンしかしねぇよ。。

ともかく、誰でも助け合って生活しているので、いつの瞬間も自分だけが正しいと思い込まずに人の声に常に耳を傾けて生活したいと思いますね。(真面目
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