こゆりこ

シン・ゴジラのこゆりこのネタバレレビュー・内容・結末

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ちょっとこれ、うまく感想書けない。
でも自分の覚書で
ごちゃごちゃ書き残しておく。



中盤まではまさに元祖ゴジラ。

登場人物が多く
字幕説明も多いけど、
表示される秒数が短く読み切れない。
会議シーンなどが多く、
専門用語も多用されるので、
まるでついていけない。

でもそれでいいんだと思う。
実際、鑑賞者に理解させる気のない
速さで物語は進んでいく。
そういう風に作られている。

政府の動きなんて、
各国の思惑なんて、
わたしたち一般市民には
到底理解できない。
たくさんの偉い人たちが
なんかゴタゴタしてたり
頑張っていたり…
それだけ分かれば十分というか。

物語と上記したけど、
ただただゴジラを止めるべく、
市民を救うべく、
奮闘している様子が描かれているのみで、
こちらが拾わなければ
大きな人間ドラマもさほどはない。

「代わりの人間はいる」
みたいなセリフがあったけれど、
まさにそんな感じ。
一般市民も政治家も、
危機的状況においては
ただの1人の人間なんだなと。
だから、人間1人1人を
丁寧に描いたりはしない。
ということかなと感じた。



余談だけどわたしは原発反対派だ。
「手に負えないものを扱ってはいけない」
それだけだ。
原発をなくしてどんな弊害があろうとも。



あとは最後のシーン。
ボロボロになったゴジラの尻尾の先が
映るんだけど……ぞっとした。
こゆりこ

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