庵野節、炸裂!
人類が生み出した最大の被害者ゴジラに敬意を表し、庵野監督は人類へ喧嘩を売ってきた。
これだけの役者陣を揃えたきたのは、役者を特定に目立たせないためのカモフラージュであったと確信。
主役の長谷川博己ですら、ただのストーリー・テーラー。
役者全員が同じ口調で台詞を言わされており、個性は消えうせてしまって俳優泣かせ。
俳優はあくまでもゴジラを際立たせるための添え物にしか過ぎない。
エヴァに免疫がないとなかなか入り込めなところもあるかと思うけど、新しい切り口として鑑賞できると思う。
台詞も庵野監督らしい哲学と問題定義の連続。
disり方なんて、もう笑いっぱなし。
ゴジラの目的は何なのか?
ゴジラは何を仕掛けてくるのか?
終始、そんな探究心に駆られる。
Trueゴジラ、Newゴジラ、Godゴジラ…