［全日本的天王山］東京湾に突如として現れた未知の巨大生物を前に右往左往する日本政府。「ゴジラ」と名付けられたその生物が首都を破壊する中，国際社会は日本を見捨て，ある方策によりその脅威を取り除こうとするのだが，内閣官房副長官の矢口らは，奇策によってこの危機を乗り越えようと試み......。日本を代表するゴジラ・シリーズの最新作です。総監督は，エヴァンゲリオン・シリーズで知られる庵野秀明。監督は，『のぼうの城』等で知られる樋口真嗣。
会う人会う人から「これはおもしろい!!」と言われていたので，かなりハードルを上げた状態で観に行ったのですが，それでも十二分に「おもしろい!!」作品でした。圧倒的な情報量とテンポの早いカット割りのためか，観客によって切り取り方や印象がずいぶん異なる一本だと思いますので，観賞後にああでもないこうでもないと議論に花が咲く映画ではないかと。それにしてもゴジラのテーマソングに古さをまったく感じなかったのには改めて驚かされました。
個人的には石原さとみさんはそんなに悪くなかった気がするのですが......☆5つ
