アメリカン・フィクションのMasayukiShimuraのレビュー・感想・評価

この時代に広くマス（大衆）に向けて風刺映画を作るということそれ自体が巧みの技なのではないかと。

そしてこれほどレビューを書くことが難しい作品も珍しい笑。ただ一言で表すことができない作品ということは間違いない。本作が持つ複合的かつ複雑な側面は、差別や偏見を語ることの本質的な難しさをそのままごろっと表現することに成功しているんじゃないかと思います。

集中力を必要とするタイプの映画なので、これは叶うことなら映画館で観たかった・・・。あとジョニー・ウォーカーに青があるって初めて知りました。