庵野秀明たる庵野秀明作品。
大阪芸大時代のガイナックスメンバー他をシュールかつコミカルに描いた福田雄一監督のドラマ 「アオイホノオ」で、特撮ヲタクが過ぎる庵野秀明(安田顕)が登場するのだが、あのリアリティを鵜呑みにするならば、アニメと特撮に関しイッちゃってるほどのセンスと才能を持ち合わせた彼が予算を掛けられる成功者となった今、誰よりも楽しんで作ったんだろうなぁというのがひしひしと伝わる、まさに新しいゴジラ。
エヴァンゲリオンで彼の才能に触れた者には、展開からカット割りひとつに至るまで庵野秀明らしさを感じ、また誰もがその存在は知っている「ゴジラ」を、オリジナリティある作品に、それほど特徴的であった。
あんなものが現れたら、と想像を掻き立てられ、本当に現れる可能性を感じさせるリアルさはさすがでした。とても怖かったし、凍結される姿に哀れみもあった。
キャスト陣については良い人と悪い人の差が激しかった。石原さとみ… 英語下手過ぎます。演技もダイコンで悪目立ち。あのレベルの演技力で良いなら、無名の帰国子女でも使った方がしっくりきたのでは。ボソッと言う独り言は日本語なんだ…(笑)っていう。