まず最初に、杉原千畝氏の偉大な功績に敬意を払います。
ただ、映画としてのこの作品はとても気持ち悪いものであった。
ここに出てくる日本兵、ドイツ兵は、最悪の存在として描かれる。
むしろ日本政府からして悪人のようである。なんなんだこのバランスは。
ソ連兵を銃殺している関東軍を見て笑ってしまった。むしろそうゆうことするのはソ連兵だろと。この作品は「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」つまり戦争の罪悪感を日本人の心に植え付けされる宣伝計画そのままで徹底して日本とドイツが悪として描かれて、杉原一人がそれに抗う賢人として描かれる。本当にそうだろうか?むしろ大量虐殺したのは連合国ではないか?
それとホロコーストも従軍慰安婦同様のまゆつば物と思っている。なんせドイツでは否定論などすることも法律で罰せられ、雑誌や新聞にそうした記事を載せるだけで弾圧される。そんんあ現代のユダヤこそナチス的ではないのか?