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杉原千畝のmomonomamaのレビュー・感想・評価

杉原千畝(2015年製作の映画)
2.0
東洋のシンドラーと呼ばれる杉原千畝(現地人にはセンポ・スギハラって呼ばれてたみたい)のお話。
第二次大戦中にナチスから迫害を受けるユダヤ人のためにリトアニア・カナウスにいた千畝が独断で延々と日本通過ヴィザを発給し続けたお話。

史実を延々とつづるのかと思いきや何やら冒頭から陳腐な展開。
後で「フォックスと呼ばれた男」の監督と知り、納得。
陳腐な展開ながらも淡々と進行してたから、歴史を知るにはいいかもしれませんね。

最後の方にイリーナからの手紙で偽装結婚して助けたユダヤ人は技術者でアメリカで技術者として働いたってくだりがあり、その中で何となく、原爆の開発に関わって「その代わりにたくさんの人の命を救った」と聞こえて、いやな感じがした。

ラストの収容所(の割にはみんな呑気に平和そう)での子供たちとのやりとりが超陳腐でヤナ感じ倍増。

(2018年視聴)
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