むさしくん

グローリー/明日への行進のむさしくんのレビュー・感想・評価

グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)
4.3
人々を導いていた英雄は、家族から見ると常に心配かけさせる上に、家族たちとの時間が奪われてしまうという悲しさも抱え込んでいることもまた事実なのだなと感じさせました。最初のシーンにはインパクトがあると同時にこれが史実に基づいていることが、とても不思議な気持ちでした。
差別はあってはならないものですが、ここまでの社会的問題になるとそれはもはや「空気」だと思います。空気は当たり前に存在し、気づかぬうちに我々を包み込むものであると思います。だからこそ、それに目を向けていく必要もあるのだなと思わされました。