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ミストレス・アメリカのChiarumsのレビュー・感想・評価

ミストレス・アメリカ(2015年製作の映画)
3.7
 なんとも言い難い辛味と気不味さ、人間臭さがヒリヒリきすぎてなんとなく観ると消耗する気がして実はちょっと苦手だったノア・バームバック監督作品。
(イカとクジラなんか軽くトラウマになった位です🦑🐋)
だけど、今作ミストレスアメリカもヒリつくしむず痒い気持ちになる面もあるんだけど、なんとなく好きだと思える一本でした。
それも彼のパートナーであり、今作でブルックを演じたグレタ・ガーウィグが脚本に関わったことで良い化学反応が生まれていて、辛味の中にもおかしみ、ユーモアが盛り込まれているから。
ヤングアダルト・ニューヨーク、フランシス・ハ、レディー・バードに通ずる雰囲気もあってそれぞれの要素が楽しめます。
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