全巻揃えたくらい原作漫画が大好きだから
この映画の仕上がりは期待外れ
色々ネタ出して繋げて複雑にしてくれたわりに散らかっちゃってまとまりがついてない
オリジナルキャラも余分だし
原作の繊細さとか美しさとか葛藤はやっぱり映像にはできないのかなあ残念
第九の問題ってやっぱり人の脳を、人生を盗み見るって言われてしまうことなんだけど、そこへの表現が甘い
貝沼の独白シーンで思ったんだけど
あの気持ち悪さって、背景が白くて黒い線で描かれたスキンヘッドの絵の貝沼だからこそあったんだと思うんだよね
あの雰囲気の無さとかが逆に読んでる側に寄ってきて勝手に怖くなる感じ
映像化ってそういう気持ち悪さが出にくいのかな
背景とか俳優とかの余分な情報が入ってきたりするからなのかな、不思議
けど本当に世界観とか設定は素晴らしいから
また1巻から原作の漫画読み直す
映画しか見てない人も漫画読んでもらいたい
映画で取り扱ったストーリー以外にももっとこの設定を活かした話があるので
本当に原作者の清水玲子さんは天才的
