母と暮せばのOsamuのレビュー・感想・評価

『父と暮せば』を先日観たので、こちらも観てみました。

舞台が広島から長崎に変わり、生き残ったのが娘ではなく母、原爆で死んでしまったのが父ではなく息子という形で『父と…』とは設定が異なります。

原爆に肉親を殺された者の無念を描いているのは同じですね。

『父と…』では生き残った者と死んだ同級生の親との話が強烈に印象に残っていますが、『母と…』ではそこに焦点をより強く当てたかったのかもしれません。

作品としては『父と…』の方が断然好きですが、こちらの方が泣きました。