設定5/脚本2/役者3/映像音楽5/個性4
シリーズ評価：Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ/Ⅴ
2017-88(63)
さて今回はどうやって地球破壊したろ――今シリーズも早や５作目。相変わらずのはちゃめちゃぶりは健在。
毎度設定が複雑壮大になりつつあり、今回はついに「人間の重大な歴史はすべてトランスフォーマーが関わっていました！」となり、その解説にかなりの時間を割いていた。
えっそれじゃガリレオもニュートンもアインシュタインも地球外生命体に教わったこと本にしただけなん？戦争も散々戦わせて最後お前らが勝敗決めてきたん？人間掌で踊らされてるだけなん？とも思ったけど、結論「そんな設定どうでもいい！」
どうせその複雑な設定ラストで特段回収しないんでしょ！その長い説明ばカットして話短くするかギャグ増やすかそしてやっぱりアクション増やすかしてよ！と心で叫んでおりました。
破壊神マイケルベイ、今回も斬新な"地球の壊しかた"を提示してくれましたが、壊れるばかりで最後はもう誰が誰となんのために戦ってるのかよくわからず。地球をぶっ壊す映画も好きですが、今シリーズはあくまで車がロボットになって闘うのがメインディッシュ。もっとオートボットの活躍が見たかったというのが本音。
前3部作が懐かしいものの、それでもいまだ好きなシリーズ。次回はバンブルビー主役とのことなので多いに期待。
C3POとR2D2のパクりみたいなやつらが出てくるのですが、このキャラクターはよかった。特にC3POの方。シリーズ初期を彷彿とさせるズッコケ展開には救われました。要注目です。
