喜劇の中の悲しみ
今年最初に観る映画は傑作にしようということで、チャップリンを観ることにしました。学生時代独裁者の一部を授業で観た以来だったのですが、今でも色褪せないチャップリンの魅力が詰まってました。
ひょんなことから、サーカスに入団し、恋に落ちるチャップリン。彼がサーカスの中や、入団する前での行動はとてもユニークで、狙ってるわけでもないのに面白い。サーカスを見物している客のようにチャップリンに魅了されていきます。
そして、ラストはとても切なく、とても美しい。
綱渡りのシーンも面白いのですが、彼の気持ちを考えると面白いだけでは言えない切ない気持ちになります。
やはり傑作と言われる作品は時代がどんなに流れても傑作ですね。
ぜひ、チャップリンを知らない世代にも観てもらいたい傑作です。