伊達巻

サーカスの伊達巻のレビュー・感想・評価

サーカス(1928年製作の映画)
4.0
むしろこっちの方がモダンタイムス感あるなとか適当なことを考えた、ふたりで歩くのもいいけどひとりで歩いているチャップリンが好きだ。妄想シーンとか王道の元祖みたいなことを完璧にやってのけていて、ほとんど一世紀を越えた今でさえなにか新しいものを見たような気持ちになる。なんでもいいけど映画で「明日の朝に来い」みたいなのを見るとなんかこの世界の時間ぜんぶ朝か昼か夜で良いわなとか思う。ところでチャップリンの映画は悲しさはそのままに笑わせてくれる瞬間というのがあってそれが良いなと思う、映画の中の本人的にはけっこう無理してんだろうけど、それを長くは窺わせない非人間的ともいえる何かがある。もはや誰にも止められなくなってしまったカオスな綱渡り一部始終かなりうけた
伊達巻

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