実は、この映画の存在は知っていたのですが、西村喜廣監督作品とは見落としていました。
斎藤工が出ていて、ポスター的な雰囲気は確かに西村さん系作品のような雰囲気は出ていたのですが・・・・しかし、見逃す所でしたが、滑り込みで見てきました。
今年になって、井口昇監督が、「ノーメイクス」に夢中になってしまって、どうも井口作品の年内公開はないので、その分園子温監督作品が目白押しなんですが、やはり、井口・西村作品と園子温監督では、少々ジャンルに違いがある（どちらも好きですが）ので、寂しさを感じていた所に、西村作品！
しかし、再三しっこいですが、見逃さなくて良かったな・・・・
西村喜廣監督作品って、何だかんだで、非常にセンスがいい、出てくる形のセンスがいい、音楽がよい、また、井口監督作品にない、クリエイティブな感じと言うか、丁寧な作りと言うか、センスという部分では、毎度見ていて気持ちがいい。
また、内容の方も、西村・井口作品にあるユーモアセンスも大変に良かった！
西村監督作品の常連、しいなえいひも大変に良かったな・・・しいなえいひが出演している事がもう少し早く分かれば、もう少し早くこの映画を見に行っていたかもしれない・・・・
その他、井口作品でも常連の面々も久しぶりに元気な姿がスクリーンで見れたので大変に良かった。
で、少々難を言うと、斎藤工見たさの一般の女性ファンが多く、毎度のユーモアセンスで、見ているこちらは笑いたいのだが、一般の方にはあまりその辺のユーモアが響かなく、少々見ているこちらが遠慮しなくてはいけないかな・・・・
西村作品は、皆でゲラゲラ笑いながら見るんだよ！
エンディングはパート２があるかのように終わりましたが、本当にパート２を作って欲しいな・・・・「戦闘少女」も続編が見たいし、シリーズにしてくれると嬉しいな・・・・
やはり、井口・西村作品が似合う劇場は、今は無きシアターN渋谷なのかしれません・・・・
