sally

リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシングのsallyのレビュー・感想・評価

5.0
私の神様のひとりであるリトル・リチャードのドキュメンタリー映画「リトル・リチャード:アイ・アム・エヴリシング」を見てきました。

私はある意味小学校の5年生の時に、ビートルズやローリングストーンズから始まった訳ではなく、リトル・リチャード「Lucille」のあの切れまくったシャウトにシビレて、チャック・ベリー 、バディ・ホリー 、サム・クックなどからロックに入ったくちなので、リトル・リチャードの映画が出来た事に、本当に心底喜んでいます。

しかし、ここでも、人種差別の問題は避けられないんだね・・・・・本当に、人種差別だけは、何時みても胸糞悪い思いをするな・・・・

映画の中で、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーやキース・リチャードが、60年代に、イギリスで、リトル・リチャードの前座で演奏して、その後のツアーでは、エンターテインメントやロックのステージとは何かを勉強になったと言われていましたが、そう、今考えても、色々のアーティストのステージ表現とは、リトル・リチャードから来ているんだなと、改めて思ったよ、それに、途中、トル・リチャードがゴスペルを唄っていた訳も分かったし、本作品を見ると、リトル・リチャードと言う人に会いたかった、ライブがみてみたかったなどと思えてしまうな・・・生涯、リトル・リチャードの生のステージが見れなかった事は残念で仕方がない・・・・

もしかして、リトル・リチャードって、パンクの先駆者でも有ったのかな・・・・正直でストレートな表現、その内に秘めたモノを誰よりも体全体で表現するスタイル・・・・

やっぱ、ロックの神様は、リトル・リチャードでいいんだよ!

「エルビスは、唄うだけ、作曲は出来ないけど、俺は作曲も出来るんだよ」

エルビスも、ビートルズも、ストーンズもリトル・リチャードがいなかったら、あのようなスタイルではなかったかもしれないし、存在していなかったかもしれないね。

ロックの神様と出会えて本当に良かったよ。

次回は、リトル・リチャードの伝記映画を誰か作ってよ・・・・

自宅に帰って直ぐに「Long Tall Sally」「Lucille」「Rip It Up」「TUTTI FRUTTI」「Good Golly, Miss Molly」をフルボリュームで聞いて、ロックしたぜ!
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