特捜部Q 檻の中の女のアヤコのレビュー・感想・評価

「特捜部Q」シリーズの第１作目。クライムサスペンス。
派手な銃撃戦が少ないから誤魔化しが効かない分、ストーリーがしっかりした作品。
刑事二人の足を使った地道な捜索で徐々に犯人を追い詰める、それがサスペンスの物語に深みを与えていて面白かったです。
犯人は復讐のために女性を誘拐監禁をして孤独と絶望感の苦しみを与えて続けました。
最悪の終わり方にならなかったのが救いでしたが、北欧の冷たい空気と陰鬱な雰囲気が重くて何とも暗い気持ちになりました。