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おぼろ駕籠の一のレビュー・感想・評価

おぼろ駕籠(1951年製作の映画)
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あーおもしろい。阪妻のフザケ半分な軽ーい演技見てるだけで楽しい。阪妻の前でかしこまっている佐田啓二がなんだか初々しいし、こそ泥の三井弘次もいつになく良い味だしてるが、なんといっても田中絹代は素晴らしい。常に酔っぱらいながらふらふら現れ、しかし決めるところは決めて、エンディングも彼女のものになっている。

2022/8/4 『ハードレズビアン クイック&ディープ』佐藤吏
基本男向けのピンク映画で、あえて一人の女性がレズビアンとして生きていく選択をする物語を撮るからには何か思うところがあるんだろうが、「実は女の人が好きだった」の一言でヘテロ偽装をしてきた長い苦悩を済ませちゃうのは惜しい。
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