ユースケ

アメリカン・ドクターXのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ドクターX(2012年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

【フレディVSジェイソン】以降まともな出演作品に恵まれないキャサリン・イザベルが演じる医大女子がレイプされた医大教授に身体改造で復讐するレイプ・リベンジ・ムービー。【Doctor-X 外科医・大門未知子】のヒットにあやかりたくて付けられた放題が痛々しい。

医大教授への復讐をメインにすればいいのに医大女子が身体改造専門の闇医者として成り上がるサクセスストーリーをメインにするから話が散らかって全く盛り上がらないし、おっぱいひとつ出さないレイプシーンや血一滴出さないリベンジシーンなど直接的な描写から逃げた不誠実さもいただけません。

四肢を切断され、口を縫合され、ワイヤーで吊るされた医大教授のビジュアルは良かったのに何の伏線もなく唐突に登場した警備員が身体改造の邪魔をするシーンや嫁をバービー人形みたいに身体改造されてセックス出来なくなった旦那の復讐で終わる勧善懲悪を匂わせるエンディングには心底ガッカリ。ヘタクソか。

ちなみに、左腕の交換を依頼するゴスゴスな姉妹は監督&脚本のジェン ・ソスカ&シルビア・ソスカ姉妹です。