作品から親日的な雰囲気を感じさせられて好意的に試聴出来た。蒼井そらはともかく、やめては日本特有の性的描写なんでいい台詞ではないけど。のだめは蛇足だった。工房で寿司を食べてた時はキンパ食えよと思ったけど、あれもイスが日本語を理解出来る事への伏線だったと思うが、のだめにわざわざ日本語を喋らせてそれをイスが聞き取れるというあのくだりは何の意味も無かったし、のだめが韓国語を話せないからあの設定を無理矢理ねじ込んだのかとにかく無駄な事をしてるなと思った。言語が問題ならチョナンカンを使えばよかったのに。チョナンカンのどこを・で区切るのか気になって調べてみたら、チョナン・カンだった。チョ・ナンカンじゃなかったのかと結構衝撃を受けた。
のだめの出演シーンは、イスが覚悟を決めて家に来た時にのだめみたいな美女が応対するのではなくてクロちゃんだったらイスは部屋に入っていたのだろうか。添い寝したのだろうか。目覚めたらキラー・カーンになっていても変化に気付くのだろうかと考えていたら、その数分後にスキンヘッドのヒゲが実際に出てきて面白かった。どうせのだめを出すなら、あの長澤まさみのDVのドラマの時みたいなボーイッシュなのだめで出て欲しかったし、あのイケメンなのだめならイスも百合に目覚めてその後の交際にもいい影響を与えるのにと思った。
ファンタジーだから細部までツッコミだすのは野暮だけど、チェコに行ったのだけは本当に余計な事をした。顔が毎日変わるのにどうやって入国審査を通過したのかとか、チェコでトラブルがあった時にパスポートと顔が違う事がどれだけヤバい事なのかとか考えたら、わざわざ海外に行ったという設定にする必要が全くない。韓国の山奥とか済州島とかでいいでしょ。チェコとのだめの日本語だけは本当に余計な事をしてもったいないなと思った。
あと、イチャイチャしてるシーンの時だけは絶対にウジンがイケメンなのも仕方ないけどどうかと思う。ラストのキスシーンでも途中まではホームレスみたいなおじさんが出てくるのにキスする数人はイケメンと女性だけ。ひとり位キモメンやデブとキスして欲しかった。結局ルッキズムじゃねーかよ、どこがビューティー・インサイドだよ。ビューティー・アウトサイドにタイトルを変更しろ嘘つき。ギットギトの小汚いハゲた歯抜けジジイともキスしろよイケメン大好き眠剤中毒メンヘラクソビッチ。こんな差別的な作品は認めないからイチャイチャシーンは温水とアインシュタインでリメイクを希望する。