予告編でかなり惹かれていた映画だった。
こんなベタな恋愛映画、普段あんまり見ないけど、観たいなと思ったのはやっぱりこの設定。
毎日顔が変わる主人公。
そして彼と恋に落ちる健気な女性。
もう大変な予感しかしない。ファンタジーにもSFにも、はたまたスリラーにもなりうるこの設定が、"顔よりも中身が大事"というシンプルで難解なテーマをロマンチックに描いている。
悲劇的な設定のおかげで1役123人というありえない事態が起きていて、誰が誰だかわからない混乱に巻き込まれていくのは面白かった。ただ有名な俳優さんとかが出演していたみたいで、本国の人たちが見ると
「あの人が出てる！笑」
みたいなノリで楽しんでるのかなと想像した。
キュンとしました。楽しかったです。
