『ロッキー』が終わり新章がスタート!
公開当時、話題になってましたが、『ロッキー』すら観てなかったのでスルーしてました。
少年院で暮らしていた不良のアドニスはある日とある女性の養子になることに。それは伝説のボクサーチャンピオン、アポロ・クリードの息子であることを知った瞬間だった。
その後、成長したアドニスはプロボクサーになる決意をし、ロッキーにトレーナーをやってもらうことに。
二人の新たな挑戦が始まる!
完全にロッキーは新たな若者を導く役目へ変わり、アドニスが新たなボクサーになる。
その構成はとても面白いです。というか、あんな若かったロッキー、いやシルヴェスター・スタローンがお爺ちゃんになるまで続いているシリーズありますかね?
アドニスとビアンカの恋愛もロッキーとエイドリアンの恋を彷彿とさせる。
長回しがとても効果的に使われていました。ジムに向かうシーンやアドニスが初めて試合に出るシーンをワンカットで撮ってしまう。
かなり撮影も凝っていました。
そして、何より『ロッキー』を引きずらないような新たなストーリーとキャラクターを確率させたのが良かったです。
アポロの息子と揶揄されるアドニスが階段を登っていく。そして、最後はちゃんと『ロッキー』1作目のオマージュを入れてくれました。
ただ、『ロッキー ザ・ファイナル』を観た後だと感動があんまりなかったようにも感じました…。
ひとつに、ロッキーの説教があまりなかったのであれが欲しかった。人生とは何かについてアドニスに教えるのが欲しかったです。
あとは敵ですかね…。またよく分からない噛ませ犬みたいなキャラだったので。
でも見事な映画を作ってくれて、シリーズ追うのが楽しみです!