さとみん

エイリアン:コヴェナントのさとみんのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

「プロメテウス」の続編。1作目「エイリアン」の前日譚を描いた作品。
「プロメテウス」が結論出ずに終ったので、今回で解決するのかと思ったが、結果は微妙で終了。
やはり1作目「エイリアン」の衝撃には遠く及ばない。
しかも次回作も予定されているらしく、嫌な予感しかしない。

エイリアンを造り出したのはデビィットで、デヴィッドがウォルターと入れ替わって、植民船コヴェナント号を乗っ取りエイリアンの卵を乗せた。
先住民を滅ぼしたのもデビィット。
流れ的にはそんな感じだが、デビィットがショウ博士を愛していたとか無理のある設定。
これってどう1作目に繋がるのだ?それに人類の起源の話って終ったの?

何十年もかけて作った計画を不意にする船長もたいがいだが、今回も地上班はおマヌケ。
未知の惑星に生身・ノーヘルで降り立ち、感染症対策も無知。
途中でいきなり単独行動(一人警備についたが)って、普通に日本の雪山でも死ぬわ。
ここからパニックになる展開に持っていくが、あまりに雑。

オープニングのデビィットとウェイランドのシーンと言い、前作のオープニングシーンもそうだが、監督は伏線張ったつもりなんだろうが、説明が足りないので、もったいつけているようにしか思えない。

主演の2人、2体のアンドロイドを演じ分けたマイケル・ファスベンダーは良かったが、人類移住計画の責任者ジャネット・ダニエルズ役のキャサリン・ウォーターストンは悪くはないが、責任者に見えない。
やはりシャーリーズ・セロン並の役者が1人はいないと、盛り上がらない。
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