キッチャン

山の音のキッチャンのネタバレレビュー・内容・結末

山の音(1954年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ
山村聡、長岡輝子夫婦と長男夫婦の上原謙、原節子夫婦が鎌倉の一軒家に同居。
上原謙は浮気をしていて、原節子には冷たい態度。
長女の中北千恵子が金子信夫と喧嘩して子ずれで出戻る。
原節子は妊娠するが上原謙が浮気をしているので中絶する。
山村聡が原節子の様子がおかしいので上原謙に問いただすと上原謙は原節子の中絶を認める。
更に浮気相手の小暮美千代の妊娠が判明したので小暮美千代宅に山村聡が赴きお金を渡す。
原節子は上原謙と離婚を決意して実家に帰る。
ラスト原節子が山村聡に電話をして山村聡と新宿御苑で待ち合わせ山村聡が夫婦で信州に行くといって映画は終わる。
感想
山村聡が老いを自覚し山の音を死期の告知と怖れ原節子に恋心を抱く触れ込みですが、映画自体の雰囲気だけで物語を引っ張って行くような感じがしました。
山村聡と原節子ばかりに焦点が行き肝心な老い自覚等が十分生かされていないような感じがしました。
ラストに金子信夫と小暮美千代少しだけしか登場しません。
これは無いと思います。