感情と感覚の揺らぎを観る映画。
ローラとクレールは幼い頃からの唯一無二の親友。ローラの夫ダヴィッドには女装癖があり、ローラもそれを理解していた。
ローラの死が、彼女の親友と、彼女の夫の人生を変えて行く。
朝っぱらから官能的なものを観てしまいました。
喪失によりバランスを崩した心が、ひとへの誠実さと自分への誠実さの狭間で苦悩する姿が美しい。グッときます。
人間は何かによって社会とバランスを取っています。バランスが取れているうちは隠れている本性があるのでしょう。その本性は社会とのバランスを崩します。本性を発見し表に出すことは幸せなことのか否か。