妻の死をきっかけに女装を再開し、自分のセクシャリティと向き合っていくダヴィットと、親友の死をきっかけに女性である自分のセクシャリティに向き合うことになったクレール。
互いに閉じ込めてきた想いを、妻、そして親友ローラの死によって、理解されない葛藤やもどかしさに悩みながらも、徐々に解き放っていく様子は、なんとも胸が苦しくなった。
フランス映画っぽい洒落た映像に大胆なシーン見せてみたり、陰鬱さが全体的にあるけど、ダヴィッドとクレールを結果的に全て受け止めている、クレールの旦那、ジルがいい奴で救われてる感じ。