そろそろprimeでの配信が終了になるらしく。そういえばドゥニ・ヴィルヌーヴ作品で気になっていたけど観た事無かったな、と。
残忍なメキシコの巨大麻薬カルテルが本拠地を置く都市フアレスに派遣された女性FBI捜査官ケイト(エミリー・ブラント)とカルテルを壊滅すべく極秘に作戦を指揮するCIA(ジョシュ・ブローリン)、同行する謎の男(ベニチオ・デル・トロ)。
観終わると善悪の境界がグチャグチャになる様な世界。管理出来る悪か野放しの悪か、判断する側もまた善なのか悪なのか。
フアレスの悪代官に支配された戦国時代の農村か西部開拓時代のギャングに牛耳られたアメリカの小さな街かみてぇな地獄感の半端無い治安の極悪さと道の悪さがすっごい。日常的に銃声が鳴り響き警官も大体は汚職、っていうのはマジで何を信じたら良いのか分からないレベルの治安なんですがフアレスって実際にある都市なんですね???????死ぬまで絶対近寄りたくない場所に新たに追加しておきますね。
とりあえずNOPEのお兄ちゃんじゃん!!って初見から無条件で信頼感MAXだったレジー(ダニエル・カルーヤ)が無事で、悪人でもなく良かったです。
目と倫理の死んでるデルトロ怖過ぎィ!!!