よもぎさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴーストキラー(2024年製作の映画)

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主演髙石あかり、監督園村健介、脚本阪本裕吾なベビわるチームで突然殺し屋の幽霊に取り憑かれた女子大生が無双する『舐めてた女子大生が実はヤバい奴だった』な話。面白かった。
そして言わずもがな、なアクション
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アンジェントルメン(2024年製作の映画)

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待ってましたガイリチ先生待望の新刊『推しに007やって欲しかったので描いてみた本』!!

今回も最高でした!
歴史を基にしつつ俺の思う最高の男達と男男の関係性を見ろ!!!とばかりに真正面から殴られるこ
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ミッキー17(2024年製作の映画)

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待ってましたポン・ジュノ作画のナウシカ・パティンソン。未来の宇宙で何度も人の為に殺されては蘇らせられる使い捨ての男の話。

序盤シュールかつ現実現在の社会でも人が自分よりも下と判断した相手に向ける残酷
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啓示(2025年製作の映画)

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誰もが自分の罪を『何か』の所為にする。

最初ホラー(スリラー?)かと思いきやサイコサスペンスの様相を呈して来るから面白かった。刑事と犯人だけなら単純だった所に牧師が滅茶苦茶引っ掻き回すので途中(三つ
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

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大分話題になってたしアカデミー賞最優秀賞作品賞受賞ということで早めに配信来てくれて助かりました🙏
低予算で口コミでヒットしてジャンルはコメディ…っていうのがどうしてもカメ止めを思い出してしまうのもあっ
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教皇選挙(2024年製作の映画)

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ローマ教皇が病気により急死、空席となった教皇の座に就く者を選ぶ為各国の枢機卿をヴァチカンに招集し次期教皇を選ぶ選挙"コンクラーベ"を執り行う。このあらすじが本編全編、って感じなんだけど、まぁ~驚く程面>>続きを読む

ブラザーズ・ラブ(2022年製作の映画)

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中年のゲイによる王道ロマンスラブコメ的な。とはいえ最近の多様性が溢れ返って逆によく分からん感じになってるのとか(とはいえ抑圧されるよりは全然良いんだけども)ゲイだから賢いだとかの型に嵌められる事への苦>>続きを読む

ロングレッグス(2024年製作の映画)

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14日が誕生日の娘の居る家庭のその娘の誕生日付近に起こる連続一家殺害事件。『ロングレッグス』の署名と暗号文が記された手紙が現場に必ず残される。それを追うFBI特別捜査官のリー。彼女は犯人を"知っている>>続きを読む

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠(2025年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

前作「唐傘」を観た時は三部作で大奥を描く構成だとは知らず、家を背負った女性達の立身出世の仕事の場としての大奥という場所に着目していたものだとは知らず、説明に終始とか浅いとか好き勝手適当に生意気ぶっこい>>続きを読む

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

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滅茶苦茶泣いたが????????正直オズの魔法使いの話ミリしらで挑んだんですけど嗚咽と鼻水止めらんない位泣いたが??????
何ですかこの尊きシスターフッドと差別偏見抑圧に立ち向かう力を貴女がくれた、
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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

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べっしょべしょに泣いた…。
ストリップクラブのダンサーをしている女性が店で出会ったロシアの御曹司に見初められ結婚する。とても現実的なシンデレラストーリーのその後の話。

主人公のアノーラは友達と客の愚
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FLEE フリー(2021年製作の映画)

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いつか観ようと思っていた作品。とてもしんどいけれど観られて良かった。
アフガニスタンで生まれ紛争を逃れ難民として密入国を繰り返した男性の凄絶な人生。昨日観た『ノー・アザー・ランド』もだけど、想像を絶す
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ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

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このドキュメンタリー作品を観て真っ先にこの作品の監督であるパレスチナ人のバーセル・アドラーさんの安否を確認してしまった。ちゃんと確認出来てないけど、多分記事とか出て無いし最悪な事にはなってなさそうで一>>続きを読む

SKINAMARINK/スキナマリンク(2022年製作の映画)

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怖いなー嫌だなー怖いなー嫌だなー、を只管延々やる映画。

10分長くても30分でいい物を100分掛けてやるので後半「これ怖いでしょ?怖いでしょ?はい繰り返すねー」みたいなのに怒りすら湧いてくるので逆に
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聖なるイチジクの種(2024年製作の映画)

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イラン国内。一番上に神を名乗る男が居て、それを崇める男達が居て一番下に女と女児が踏み付けられている、場所によって濃淡はあっても世界中の何処にも存在している普遍的で絶望的な構図があまりにも分かり易く描か>>続きを読む

邪悪なるもの(2023年製作の映画)

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教会が終わり神が去った世界。邪悪なるもの―悪魔憑きが突如現れ疫病の様に感染しあらゆる残虐が至る所で起きてやがて"悪魔"が生まれると世界が終わる。

倫理観無しのグロゴア盛り盛りながら割と淡々と物語が進
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おんどりの鳴く前に(2022年製作の映画)

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腐った村の権力者とそれにすっかりスポイルされきった癒着骨無し警官の只管胸糞悪いばかりののろのろとした牛歩(眠みの極地)と辿り着く何とも長閑な仁義なき戦いで呆気なく唐突なクライマックス。
いやなんだこれ
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ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(2025年製作の映画)

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待ってました!!!!!!!!!!!!!な勢いで駆け込み背筋先生の書き下ろし特典もしっかり得て最後の初日舞台挨拶までしっかり堪能して参りました。

怖かった。
最初こそ登場人物達の関係性の謎さだとか行動
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ストップモーション(2023年製作の映画)

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ストップモーションアニメの巨匠を母に持ち、自身も同じくストップモーションアニメの映画監督を志すものの『アイデア』を持たず只管母の言いなりに人形を動かす手となる『操り人形』の娘。ある日彼女の下に見知らぬ>>続きを読む

トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦(2024年製作の映画)

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ハイローと三丁目の夕日の香り漂う最高の香港映画が観られると聞いて映画館に駆け込んだら最高のハイロー(in香港無名街)でした。
割合で行くと8割方男共が拳と刃物と血で語り合う系の、中盤に至るまで主人公を
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ニューノーマル(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結構好きな映画で韓国の『ホラーストーリーズ』という短編ホラーオムニバス映画があって、劇場鑑賞逃したけどちょっと似たやつ前公開されてたよな~あれ観よ~あ!レンタルある~!(嬉)
で観たらすっげぇヒトコワ
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劇映画 孤独のグルメ(2025年製作の映画)

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ドラマはテレビで偶然流れてたらチラ見するレベル、多分一話丸々は見た事ない、何か常に空腹のサラリーマン松重豊が只管美味しそうなご飯食べる話?のほぼミリしら状態だったけども評判良かったので駆け込み~~から>>続きを読む

マイ・オールド・アス ~2人のワタシ~(2024年製作の映画)

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もう少しで実家である田舎の農場を出て都会の大学へ行こうとしている18歳のエリオット(メイジー・ステラ)は友人達とハメを外しハイになれるキノコでラリった所39歳の自分(オーブリー・プラザ)と出会う。>>続きを読む

ビーキーパー(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恩人に手を出されてキレた養蜂家のステイサムが実はヤバいステイサムだった―――(※いつものやつ的約束されたアガるキレキレアクション)を観に来たつもりがジャンルが完全にホラーでした。怖過ぎた。ステイサム改>>続きを読む

ドライブアウェイ・ドールズ(2023年製作の映画)

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劇場公開時観ようか迷って逃したやつを早速ありがとうアマプラ。

『愛はソリ滑り、向かう先は地獄』

奔放なレズビアンと堅物レズビアン、友人同士の二人が旅行にと借りた車に偶然積まれたある荷物を追う裏社会
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

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そういえば観たことなかった、な不朽の名作。
映画愛とノスタルジーに溢れた美しい物語。
トトとアルフレードの友情がとても良かった。最初の50オンスの所と卒業試験の時のやり取りが好きでした。

I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ(2022年製作の映画)

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オタク、ほんっと、よく喋りよくキョドる。

2025年映画始め。
カナダの田舎に住む映画大好きオタクな高校生・ローレンス君が散々やらかして怒られたり友達失くしたりバイトクビになったり過去に同じ様な傷を
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市民捜査官ドッキ(2024年製作の映画)

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シングルマザーのキム・ドッキ(ラ・ミラン)は家が火事になり生活に困窮していた所へ銀行員を名乗る男からの融資の電話に騙され振り込め詐欺の被害に遭う。警察も真面に取り合ってはくれず虐待を疑われ子供達とも引>>続きを読む

セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

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『ロケットマン』振りに観るタロン氏主演作。やっぱり初めましてな『キングスマン』のエグジーイメージが根元に強くあるので前半冴えない空港保安員よりも彼女を人質に取られちょい知能犯的犯人に脅され~でメンタル>>続きを読む

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

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面白かった!
『舐めてた〇〇が実はヤバい奴だった』系ストーリー、だけどまるで極悪ギャングの様な汚職警察の"不合理だけど合法な違法捜査"の手口が尽く悪どい上に開始早々からの差別描写が胸糞過ぎて爽快感は薄
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クラブゼロ(2023年製作の映画)

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高校の栄養学の教師として赴任して来たノヴァク先生(ミア・ワシコウスカ)が掲げる『意識的な食事』。食べない事で人は健康になり幸せになり社会貢献にもなる。そんな怪しい胡散臭い臭いしかしない理論をぶち上げる>>続きを読む

スピーク・ノー・イーブル 異常な家族(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デンマーク&オランダ胸糞ホラー『胸騒ぎ』の米国リメイク。
デンマーク人一家とオランダ人一家がロンドン在住アメリカ人一家と片田舎ウェールズ在住イギリス人一家に変更。

『胸騒ぎ』の1ミリの救いようも皆無
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ソウルの春(2023年製作の映画)

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いつか観なきゃ、と思っていた作品だったけど先日の韓国での戒厳令騒動を知って急遽レンタル。観た事ある作品は全然少ないけどもこの10.26事件後の軍事クーデターを描いた『ソウルの春』から光州事件の『タクシ>>続きを読む

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)

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優秀で医学部入学まで果たした8歳歳上の姉が突如統合失調症を発症した。研究者だった両親は姉を閉じ込め映画監督となった弟は記録を残す事にした。
監督自身の家族を映したドキュメンタリー。

当然ながらとても
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

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プロデュースbyアリ・アスターに釣られて。

ある平凡な大学教授の男(ニコラス・ケイジ)が突如不特定多数の人々の夢に現れる。原因不明ながら一躍時の人として祭り上げられた彼だがただ登場するだけだった夢の
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レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

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こういう陥れられて理不尽に殺される系デスゲーム物は主人公が覚醒してからが見物ですね(※個人の感想です)。
純白の花嫁のドレスが血とかその他諸々で赤黒く染まり、殺られる前に殺るの気合いに満ちた青い目をギ
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