メキシコの麻薬カルテルを巡る映画。
アメリカ本土で暗躍する麻薬カルテルを殲滅するべく、組織されたチームにスカウトされる主人公。
何も知らない主人公は、法律も厭わない彼らの行動を目の当たりにし、驚愕する。
後半からは完全にベニチオ・デル・トロの映画。最小の銃弾で確実に仕留めてくるデルトロさん。
ジョシュ・ブローリンも出演してるが、居なくても良いレベルで霞んでしまう。
近年稀に見る格好良いデルトロさん。
それだけでも観る価値はある。
話は最近多い、カルテル話。
今回はアメリカの一部の州が実際にマリファナを合法化したように、麻薬カルテルと対決するための目には目を、歯には歯を、を見せつけた形に。
エミリー・ブラント演じる主人公は傍観者役でしかも優等生なので、目の前で真っ黒な行為を目の当たりにして「そんなのいけません!」と猛反発する。
しかし、そんなのパーフェクトなデルトロの前には通用しない。
結局、彼の腕っ節にねじ伏せられてしまう。
そんな映画(笑)