ライミ

ボーダーラインのライミのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
4.3
冒頭から映画のヤバさが伝わってきた。

アクションを多く混ぜないあたりが実話ぽくてリアリティがハンパない。
重低音のBGMを使いシーンシーンに臨場感を漂わせたりと口では説明できない圧倒される演出。

法も秩序もない世界では踏み込まなきゃいけない悪の道。そのボーダーラインの見極めがとても難しい。
主人公がなにも知らないままそんな道を進んでいく独特の緊張感がまた刺激的だった。

ラストの方はベニチオ・デル・トロの演技に恐怖をも感じる凄みのある展開だった。
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