ライミ

アジョシのライミのレビュー・感想・評価

アジョシ(2010年製作の映画)
4.0
韓国映画

TSUTAYA勤務時代に幾度となくパッケージを観てきたが、なんだかんだで観てこなかった今作

韓国映画の代名詞と言っても過言ではない「バイオレンス」
うん。凄い!って言えるほどなかなかにハードな内容だったのに、Filmarksで約17000人がMarkをして☆3.9が付いているのはとても凄いのではないか!?

いや凄いんです。

この作品バイオレンスではありますが、物語構成の重厚感がエグいんです。

ウォンビン演じる無口なおじさんテシク。
…いやタイム!
お兄さんじゃないですか?若くないですか?
まーあの年頃の子から見ればおじさんですよね。
…いやタイム!
お母さんもテシクの事おじさんって言ってました!?それは違うだろ!

すみませんすみません。脱線しました。

兎にも角にも、物語の進み方が美しい
そして何よりもやっぱりウォンビンさんの演技が魅力的!

無口で脱力感のあるウォンビンさんがキレてスイッチが入った事で見せた怒りの顔
いや怒りの顔なんかで表現が出来ないもはや阿修羅。と言える表情
あの表情には痺れました
あの表情を見る為だけに観るでも価値のあるウォンビンさんの演技でした。

冗談抜きでちゃんとバイオレンスなので、観られない人はちゃんと観られないと思います
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