おだんごぱん

ボーダーラインのおだんごぱんのレビュー・感想・評価

ボーダーライン(2015年製作の映画)
3.5
ドゥニ・ドゥヌーブ監督作品ということで、「複製された男」の難解さが印象的だったため、手に負えるか心配だった。

感想。ストーリーは分かりやすいんだけど、すごいモヤモヤする。
麻薬カルテルの実態とか、FBIとCIAの確執とか、作戦上必要な手続きとか協定とか、あまりよく知らない世界の話なんだけど、ギリギリのところを彷徨らされる感じ。

「ボーダーライン」というタイトルにかなり引っ張られてしまったかも。考えだすとキリのない世界。

結局、モヤモヤした世界に放り込まれるという点では、またしても監督にしてやられた。