ドゥニヴィルヌーヴ監督作品はどの作品も素晴らしいと思う。
考えさせられるし技巧的だし脚本も凝っている。
どれも玄人向けもしくは映画評論家受けの良い作品だとはいうのはわかる。
同監督の「メッセージ」もこの作品も本当に優秀な作品だと思う。
でもアラが無さ過ぎて親近感がない。
私は玄人ではないので憧れもない。
そういった視点で見るとこの作品も少し退屈な作品に見えてくる。
緊張感や芸術性は映画として大切だとは思うがあまり楽しめなかった。
でも相変わらずの「間」の絶妙さと光の表現は好き。
同監督の作品でも凄く好きな作品もある。
「複製された男」と「プリズナーズ」。
双方私自身FILMARKSでも高い点数をつけた作品だ。
個人的にミソジニーの作品があまり好きでないのかもしれない。
ブレイキングバッドでもお馴染みだがメキシコ怖い。