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FLINT ~フリント 無敵の男~のkuuのレビュー・感想・評価

3.8
『FLINT フリント 無敵の男』
原題Kremen
製作年2011年。上映時間200分。
露国アクション映画
(露国版ランボーかな)
前編と後編にわかれてるとおもいます。続編あり。

戦友との再会を求めてうらぶれた街にやってきた男。
しかしそこは、警察による理不尽な暴力で支配された哀しき街だった。
男は警察に、よそ者として不当に拘束され拷問を受けるのだが・・・どっかで聴いたようなストーリー😊。

присяжные друг(盟友)との再会を胸に、寂れつつある街に来た、いかにも何かしらの心得のあるガタいのええ男。
せや、この街はクソ・ポリス(警察)失礼、のイカれた(イカれたといっても烏賊じゃない)権力とゲバルトで支配されとる薄ら寒い街やった。
寡黙な男はポリスに、アウトサイダーやとして拘束される。
さわらぬ神に祟りなし!
止めといた方がええのに、拷問するポリス。。。

ランボーのスタローン、
コマンドーのシュワちゃん、
ユニバーサル・ソルジャーのバンダムにラングレン、
最強のオヤジ、セガール、
葉問师傅こと甄子丹ドニー・イェン。
みたいなスカッと爽快アクションの流れをくんでる俳優ってしばらく知らんなぁって思てたら、小生が、無知やっただけやった。
戦闘術や銃火器の扱いテクを実際に身に着けとると云う、
露国俳優ウラジミール・エピファンチェフ、
シブいシブがき隊のフックンより男前。トロは中とろコハダアジ。
ビミョーな位置付け🙇‍♂️。モックンより劣るかな。
なんでも、映画の制作前に軍関係のプロに戦闘に関するアレコレの技術を徹底的に叩き込まれたそう。
ローコンバット
(オーストラリア出身のルーク・ホロウェイがインドネシアの武術であるシラットの技法を元に編み出した近接格闘術)
も習ったんかなって格闘術。
ルーク・ホロウェイよりも、この映画の主人公の方が強そう。
その上、眼力もある。
生きる兵器(下半身もかなり暴れん坊将軍と思う)※主人公は硬派だし一切濡れ場なし小生の独断と偏見🙇‍♂️。
人間兵器やとも云える役を無理なく演じてる。
しかも、小生もそうやけど監督がこよなく愛してる『ランボー』のオマージュ作品(悪く云えばパクリ)。
鬼気迫る迫力の接近格闘や、
ダ・ダ・ダ・ダ~の銃撃、
それにサヴァイバルシーンで見せつける魅せるよ~。
マチェット(ランボーが使うサバイバルナイフじゃなくマチェットって呼ばれる山刀。まぁランボー4 最後の戦場でランボーはマチェットを使用してるが。。。)で罠を作ったり、
ちなみに、今メルカリで欲しいマチェットがあるねんなぁ欲しい欲しい欲しい。
で、お話に戻り、
ズド~ンっとバズーカに、
ダ・ダ・ダ・ダ~機関銃、
僕の下半身はショットガン🙇‍♂️。
軍用ヘリとの戦闘シーンは『ランボー』もやけど、そんなんもモノともせずオモロい。
このごろじゃ、こないな骨太アクションが衰えたとは云え、鍛え上げられた肉体が躍り動きまくるアクション映画が持つ力は、やっぱり、小生のハート♥️✊を鷲掴みっす。
エピファンチェフの衝撃はダイナマイト級に凄まじい。
本作は小生としては骨太アクションの新たな時代が来るんちゃうかと期待出来た映画す😀
kuu

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