昨年の２月と同様、オープニング以前のタイトルまでの流れで既に、あぁこの映画は最高に違いないなと感じ、そのまま大きな期待を持って世界観に没入。
囁くような低いヒュー・ジャックマンの歌声で一気に鳥肌がたち、観客の足踏みに合わせてテンションが上がっていき…ここぞとばかりにサーカスが開いた瞬間！思わず涙が溢れました。
ミュージカル映画は、最初の掴みで良いものかそうでないものか分かれるような気がしますが、そこがララランド同様完璧でした…。
とにかく曲が全部素晴らしいです！！
ここまで全曲いいなぁと思ったのは久々で、サントラ買おうと思いました。
そして美術も演出も文句のつけようがなくロマンチック。
上映時間が短いので、もっと見ていたいという物足りなささえ感じてしまいます。
ストーリーには様々なテーマが盛り込まれていたのですが、その中で私としては昔のサーカスというものとそれに出演する方々(フリークス)への認識が間違っていたのかもしれないということに気づき、だからこそ余計にThis is meが刺さるというか、PTバーナムさんの行動力がすごいなぁと思いました。
キャストについては本当によくここまで最高な人たちを集められたなぁと思っていますし、特にハイスクど真ん中世代だったのでザックの成長と新しいディズニースターであるゼンデイヤの共演にはグッと来るものがありました！
本当に、ミュージカル好きとしてこんなにも素敵な、最高としか言いようがないような作品を生み出してくれたことに心から感謝…！
映画の枠を飛び出して、純粋にエンターテイメントのすばらしさを教えてくれたような気がします。
