ヒュー・ジャックマン主演。
実在した興行師、P.Tバーナムの半生を描いたミュージカル映画。
ミュージカル映画として、劇中の楽曲がすべて良い！
とにかくこの映画はこの一言に尽きます。
104分というハリウッド映画としては
ちょっと短いくらいの尺の映画だが、
テンポ良く物語が進み、
数こそ多くないが、一曲一曲が素晴らしい楽曲を中心に映画を盛り上げる。
構成として素晴らしかったです。
わかりやすいストーリーは誰の心にも響く王道の展開。
私は冒頭の家族での幸せのシーンが一番感動していました。なんでだろ。笑
多彩なアイデンティティを持つ登場人物が
サーカスを通じて己を知ってもらうために葛藤し、戦う姿は胸が熱くなります。
それ故に、欲を言うならもっとそれぞれのキャラクターを掘り下げて欲しかったと思ってしまいますね。ちょっと感情が追いつかない時がありました。
難しい題材ではあるが、メッセージ性がもう少し強い方が見てる方は納得できるのかな。
ヒュー・ジャックマンの歌も演技ももちろん素敵ですが、
とにかくザックエフロンが良かったですね。
ハイスクールミュージカルを超えて、
素敵な俳優となりました。
映画館で見れて良かった！
おススメです。
何故か時期的な問題でララランドと比べられてしまいますが、
対極的なミュージカル映画だと思います。いい意味で大衆向けかな。
