「no time to die」
なんて素晴らしいサブタイトルなんだ。
ダニエルグレイブ版007の5作目にして最終章。
私の知る限り、ここまでコロナ禍に苦しめられた映画はないのではないか？MGMはアマゾンに回収されたが、ストリーミング配信ではなく、最後まで劇場公開のタイミングを待ち続けた本作。
相変わらずの派手なアクションシーンも、
カッコ良すぎるオープニングも健在。
前作「スペクター」から直結するストーリで、悪の組織と戦うボンドが直面する2作連続ボンドガールのレア・セドゥ演じるマドレーヌの過去。
脱プレイボーイのボンドが、
マドレーヌの過去と向き合い、そして未来に生きようとする姿は悲壮感とロマンスに溢れている。
おじさんボンドが愛する人達を守るために戦う姿に感動しました。
いつかまた新しい007が見れるその日まで。ありがとう、ダニエルグレイブさん。
余談ですが、キューバに登場したアナ・デ・アルマスも良かったよ。
セクシーだし、なんだか笑えた。
