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グレイテスト・ショーマンのNのネタバレレビュー・内容・結末

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

This is Meを聴いて映画が観たくなって。
劇中曲はポップでメロディアスなものが多い。
1人の人生をストーリーにしてるだけあって展開が早く、ぎゅっと詰まってる感があるが、起承転結がはっきりしてて、エンタメ好きなわたしとしては見やすかった。

Anne役の女優さんがキュートで好き。腰の位置が高すぎて、驚いた…なんと羨ましい。

曲がポップで馴染みやすいのに対し、この時代では今よりも世間からの扱いがひどかったであろう障害者が登場してくる。また身分の違いや人種差別といった、複雑なテーマが登場人物の関係性に影響を与えてくる。
どういう障害が〜とかの細かい説明抜きで、さらっと登場させてくるのが良い。

登場してしばらく、フィリップがZac Efronとは気付かず…気品ある役が似合うな〜
そして冒頭でPTとフィリップが行くバーのバーテンが、2人の後ろでいい動きしてて注目。笑

終盤、欧州の有名歌手を連れたツアーへ出る前のPTのセリフが悲しすぎた。妻とツアーへ出ることで口論になり、その理由の一つにバレエ学校で「成り上がりの子」といじめを受ける娘への想いを打ち明けるシーン。生まれが貧しかったPTは自身が成功することで、社会から娘を守りたかったんだろうなと思うと涙が…だからこそ、最後に娘がバレエ発表会で踊り子ではなく、木の役を笑顔で演じる姿にジーンとくるものがある。

友情と愛と、誇りを持てる仕事がある。1人の人生を通して、考えさせられるものがある映画だった。
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