このレビューはネタバレを含みます
見た目にコンプレックスを持った人々の
居場所(サーカス)を作ってあげた主人公は確かに感動モノではあるかもしれないけれど、そもそも主人公はコンプレックスを持っているわけでもないし、また美しいシンガーに途中出会い、主人公はシンガーのプロデュースに乗り換えてしまう。まずそこで見た目で左右されてる主人公に苛立ちを感じた。コンプレックスを気にするなと言ってる張本人が一番気にしているではないか、見た目で判断しているではないか。後に主人公はシンガーに振られ、都合よくサーカスに戻ってくるところなどもまた勝手過ぎる。そもそもコンプレックスを見世物にしていることに対して感動などするわけない。