かたゆき

ネオン・デーモンのかたゆきのレビュー・感想・評価

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
2.5
地方から出てきたばかりの何もしらない田舎娘が、華やかなファッション業界に身を投じると、持って生まれた美貌だけを武器にどんどんとのし上がっていく姿を独創的な映像表現で描く。

男たちからは欲望の眼差しを、女たちからは羨望と嫉妬の入り混じった眼差しを受ける主人公役にはいまハリウッドでもっとも注目を集める若手女優エル・ファニング。
監督は原色系の派手な色遣いで毒々しい物語を追求し続けるレフン監督。

まあグロテスクかつエキゾチックな唯一無二の世界観を構築するこの監督のセンスは確かに凄いと思います。
けれど、好みの問題と言ってしまえばそれまでだけど僕は昔からこの人とは相性が悪いんですよね~、残念ながら。
こういう映像を撮りたいという監督の拘りはひしひしと伝わってくるのですが、その分脚本がおろそかになっちゃってませんか、これ。
最後、女の口から飛び出てくる目玉なんてグロいだけで意味不明ですって。
エル・ファニング主演ということで今回鑑賞してみたのですが、なんだか彼女の美貌の無駄遣いとしか僕には思えませんでした。
あと、何気にキアヌ・リーヴスも無駄に使ってましたね。

うーん、エル・ファニングちゃんの可愛さに星2.5で。
もし彼女が金粉フルヌードを披露してくれていたら星1つプラスだったんですけどね(笑)。
かたゆき

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